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キャリア構築力 #労務#キャリア#自助力#コンサルタント#選択肢#せっかくなら

労災事故

 

こんばんは!

 

ブログを続けることで

なにがどう変わるか、やってみないと

実感をしないとわからないので

 

労務のことに今日も触れたいと思います!

 

1人でも人を雇用してる方は

労働災害に備える必要があります。

 

労災に対しての意識を強く持ったのは

前職で、総務事務をしていた時でした。

 

作業場から

氷をありったけ持ってきてくれ!!

と電話が入り、訳もわからず

準備をして走って現場に向かいました。

 

まだ20代前半

入社から1年になりそうな男の子の

左手の小指、薬指が

失くなりました。

 

粉塵処理のため、スクリューの中に

手袋なしの素手を入れたようです。

 

電源を落とす

周りに周知する

防護手袋をつける

 

こんな事故にならないステップは

たくさんありました。

 

ドクターヘリが来てくれて

すぐに大きな病院へ行き

わたしたちも車であとを

追いかけました。

 

その子のお母さんの連絡先を

わたしは把握していなかった。

緊急連絡先の回収が必要なことを

会社組織として運用せず

無知な私は、その日

死ぬほど後悔しました。

 

市町村に緊急なので取りついで

連絡が出来ないかと要望を出しても

受けてくれません。

今覚えば、市役所の方からしたら

迷惑な話ですが、

それだけ必死だったことも

忘れていない。

 

病院について、

役付きの男性陣が取りたがらず

気持ちもすごくわかってしまったので

わたしから怪我の話を

お母さんに伝えました。

 

その後、労災認定、障害認定に関連する

書類作成から

監督署対応や

本人の復職に関して

メンタルケアに関して

全てに関わりを置きました。

 

当時の会社はもうすぐ

50人規模

グループ全体であれば

200人を超える会社で

田舎の中小零細企業からしたら

名前は売れている会社でしたが

 

衛生管理者もいない

産業医に健康診断結果をみてもらう習慣もない

 

このような会社が

今の日本にまだまだ

たくさんあるのが現実

 

できることはたくさんある

明日は我が身

自分の子供の指が

会社でとれて帰ってきたら?

わたしは耐えられない

 

少しずつでいい

意識の改革からはじめてほしいです

 

 

お目通し、ありがとうございました